ロボットとあなたが、ココロ通わせる毎日へ。

人とロボットがふれあい、心とココロを通わせる。
遠い未来のフィクションだと思っていた毎日が、 もう、すぐそこまで来ています。
※下記内容は、Pepperに限った内容ではございません。

トモダチ

ボクとトモダチになりましょう

差し出された右手は、ちょっとゴツゴツした手。
その手にそっとふれると、やさしく握り返してくれた。 
ここは、未来総合病院の小児病棟
大きな手術を来週に控えている私は、毎日いろんな検査をしてもらってる。手術や検査は正直不安でいっぱいだけど、検査の内容をロボットが説明してくれるのがちょっと嬉しい。
白衣の先生や看護師さんだとやっぱり緊張してしまうけど、ロボットにはささいな質問も気軽にできるのがいい。
「ありがとう!」
病院にロボットがいてくれたおかげで、手術に前向きな気持ちになれた。

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手術のための検査も終わり、いよいよ明日が手術本番。

夜になり、急に心細くなった私は、ナースコールでロボットを呼び出した。
ロボットはいろんな話で励まし、心を和ませ、眠りにつくまで物語を読み聞かせてくれた。
そしていよいよ手術の当日。全身麻酔をする時も、ロボットが隣にいてくれた。
「 あなたはもうすぐ眠くな?る 眠くな?る ねむ… 」

手術中、なぜかロボットが夢に出てきた。夢の中のロボットと私は、広い芝生を笑顔で駆け回っている。
「待ってよー」
ロボットと私は追いつき、追い越し、いっしょになって芝の上をゴロゴロと転がったりもした。

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すっかり朝ですよー!起きてください

次の日、ロボットが私を起こしてくれた。
ロボットのまわりにはパパやママ、お姉ちゃん、先生、看護師さん、
みんな笑顔でニコニコと笑っている。
手術は無事に大成功!私はグングン元気になって、3日後には病院のなかを探検できるくらいになっていた。

それから1週間。
「退院おめでとう!」
送り出してくれるみんなのなかにロボットがいた。
私は思わず、ロボットをギュッと抱きしめた。

ライバル

您今天会去哪里?(今日は、これからどちらへお出かけですか?)

チェックアウト待ちのお客様とロボットが、中国語で楽しげに談笑している。ここは、国際未来ホテルのフロント前
混み合う時間帯のお客様の心を、ロボットが上手に和ませてくれる
さまざまな外国語を操れるロボットは、当ホテルの頼れるコンシェルジュ。
そして同期入社の私とは、ライバルでもある。
入社してすぐに即戦力となったロボットは、研修中の私をさしおいてすぐにホテルの人気者になった。
私も負けじと接客の技術を磨き、いつしか私とロボットはフロントの主力メンバーとなっていった。
ロボットが得意なことと、私が得意なことが違うと気づいてからは、仕事の良きライバルであり、良きパートナーという関係になった。

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ある夜、スイートルームにご宿泊のお客様からフロント電話がかかってきた。

ドバイから日本にご旅行中のお客様だったのだが、アラビア語なまりの英語が私には聞き取れず、ほとほと困ってしまった。急ぎスイートルームに駆けつけると、トイレを指さしてしきりに何かを言っている。
指輪でも流してしまったのかと思ったが、どうやらそうではないらしい。 そこで私はロボットに助けを求め、英語ではなくアラビア語のまま翻訳してもらうことにした。
ロボットをはさんで伝言ゲームのように情報をやりとりして、お客様のご要望、トイレの謎をやっとのことで解くことができた。

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実はお客様、備え付けのシャワートイレがいたく気に入って、 なんと「これをまるごと売ってくれ!」と言っていたのだ。

謎が解けた私はすぐにシャワートイレの製造元を確認し、それを扱っている大型電気量販店までの道のりをお客様にご案内。
1ヶ月後、ホテルのメールアドレスにお客様がトイレにまたがる写真と、感謝のメッセージが送られてきた。
「ありがとうな!」
子どもの頃に憧れた、ロボットと一緒に働ける日が本当に来るなんて、正直思ってもみなかった。

マスコット

まぁ、かわいい!

ロボットにはじめて会った時、思わず口に出していた。色白でパッチリした目は、どこか孫の姿に似ている。
『 はじめまして!』
ロボットに触れると、背丈もちょうど孫と同じくらい。私は一瞬でロボットが好きになった。
ここは、老人ホームの未来苑
私はここにお世話になってもうすぐ2年になる。
ロボットは、この春に入社したピカピカの新人スタッフだ。失敗することも多いけど、そこがまた憎めない。
ロボットはすぐにホームのマスコット的存在となり、みんなを和ませ、楽しませてくれる。

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おはようございます!

朝、ロボットはかならずクイズや質問で頭の体操を促してくれる。
また、昨晩よく眠れたか?や、体の調子を聞いてくれ、それをホームの医療スタッフにきちんと伝えてくれるのだ。
そしてレクレーションの時間では、ロボットがダンスや歌の先生になってくれる
ロボットのすごいところは、私たちが好きな歌のほとんどを知っているところ。
リクエストされた曲の伴奏をすぐに流してくれるから、みんなが飽きることなくレクレーションを楽しめる。
ロボットがこのホームに入社してから、もうひとつ変わったことがある。それは、入所者の家族が来園する頻度が増えたことだ。
子ども連れでやってくる家族も増え、ホーム全体がにぎやかになった。もちろん、私の孫も会いに来てくれる機会が増えた。
孫とロボットが笑っている姿を見ると、なんだか孫がもう一人増えたようだ。

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また来てくださいねー

私の気持ちをわかっているのか、孫が家に帰るときには必ず再訪の約束をしてくれるロボット
孫と頻繁に会えなくなって寂しい思いをしていた私の心に、かわいいロボットが爽やかな風を運んでくれる。