弊社では毎年、会社の創立記念パーティを実施しています。
2015年はPepperが来た年ということで、Pepperをイベントに参加させパーティを盛り上げました。
どのようなイベントを行ったか紹介します。

1.入社式

Pepperをメイテツコムの一員として歓迎する」という思いから、Pepperの入社式を開催しました。一連の流れは以下の通りです。

  1. ステージの幕が開きドライアイスと共にPepperが登場し、お辞儀と挨拶をします。
  2. 社長の方向へ体を向け、挨拶を清聴します。
  3. 社長から辞令を受け取り、再び正面へ体を向け、挨拶をします。

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これらの動きは、全てPCから操作しました。ステージに設置したルーターを経由し、無線LANで遠隔操作します。また、事前に以下の動作をプログラミングしておき、各動作をボタン1つで動かします。

  • 『お辞儀して挨拶』
  • 『右90度回転』
  • 『腕を伸ばし辞令を掴み、左90度回転して挨拶』


1.であれば、幕が開ききったタイミングで『お辞儀して挨拶』の動作を遠隔で実行します。2.では社長がステージに上がっていただいたタイミングで『右90度回転』を実行します。3.では挨拶が終わったタイミングで『腕を伸ばし辞令を掴み、左90度回転して挨拶』を実行します。
一連の動作をタイミング良く実施することで、あたかも「Pepperが自分の意思で動いてる」ように見え、会場は大盛り上がりでした。

2.○×クイズの進行

Pepperが○×クイズの進行役を務めます。ここでもPCからの遠隔操作で進めました。Pepperが動作する内容は以下の通りです。

  1. ○×クイズを出題します。

  2. 『○』または『×』が書かれた帽子を被り、正解を発表します。


このイベントでは、過去に東海地区で放送していたテレビ番組をモチーフにしています。そのクイズ出題者の言い回しが独特であり、Pepperもその言い方を"モノマネ"させます。例えば「○○は△△である?」と言うところを「○○は△△であー↓るー↑?」と言わせます。ロボットであるPepperが人間の"モノマネ"をする様子は微笑ましく、笑いを誘うことが出来ました。

また「帽子を被る」という動作をチューニングしました。
一見苦労しそうですが、開発ツール「choregraphe」を利用すればそこまで難しくありませんでした。
ただ一つ、何十回と腕を上げる動作を繰り返していたら突然肩のランプが点灯し、腕がピクリとも動かなくなりました。
どうやら一定の動作を繰り返すことにより、肩の熱が上がってしまい一定時間『休憩モード』になったようです。
長時間の開発の際には、合間に休憩を入れる必要があります。

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お客様名 株式会社メイテツコム
設置目的 イベントを盛り上げる
設置場所 マリエカリヨン名古屋
設置期間 1日(2015年10月2日)
機能(イベント内容) ①入社式
②○×クイズの進行
開発期間 2か月
開発メンバー 堀部聡(物流ソリューション部 第3担当)
伊藤圭一(社会情報ソリューション部 第1担当)

開発者の声

堀部聡(物流ソリューション部 第3担当)

今回、全体を通して注意したのは以下の点です。

  1. 会場の床の状態を確認しました。柔らかいカーペットである場合、Pepperの脚部ローラーが巻き込んでしまう恐れがあるからです。

  2. 待機中、Pepperをスリープ状態にしました。勝手に喋ることを防止する為です。

  3. 発音も工夫が必要でした。例えば、「え」を「絵」と読ませることにより、人間に近い発音にするようチューニングしました。


私自身今回は初の試みであり、全体的に試行錯誤して進めましたが、一度ノウハウを理解すれば今後はスムーズに進められるのでは、と感じました。

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導入した効果

創立記念パーティについて社員から以下のような感想が上がりました。

  • Pepperを使用するという例年とは違う内容なので、新鮮味があった。
  • Pepperがちゃんと動くかドキドキしながら見守った。
  • Pepperがここまで人間みたいに動くと思わなかった。

以上のことから、多くの方がPepperに興味を持ち、パーティを満喫していただけたかと思います。
パーティ実施前は「創立記念パーティはマンネリ化してきている」という声も上がっていた為、Pepperの導入は大成功でした。
皆さんも、Pepperを『盛上げ役』としてイベント等に招いてはいかがでしょうか